景気回復か、今年は来場者が多くなってました。
毎年開催される「国際ホテルレストランショー」(略してホテレス)、「フード・ケータリングショー」、「厨房設備機器展」に出掛けてきました。それそれが独立した見本市の名称を使ってますが、会場は同じ場所で同じ開催日です。これらの業界は業務が隣接していて境界線がハッキリしないので、同時開催した方が出店者も来場者もメリットがあるからです。ホテル・旅館業ではレストランや飲食店を必ず併設しますし、ホテル・旅館・飲食店には厨房や食器を使用することが共通しているため、同じ会場で一度に共通する商品を見学できるなら来場者にとって便利だからです。
二段目、三段目の写真は、厨房器具のメーカーが実演説明をしているものです。新しい厨房器具を使った調理方法を実演し、売り込みをかけています。調理関係者は熱心に観察していました。メーカーも年に一度の展示であるため、説明員を多数配置し、費用をかけても出店してました。
四段目の写真は星崎のブースです。一般の人には余り知られていませんが、業界関係者には著名な会社で、飲食店の台所の設備機器を一手に引き受ける総合商社で、シェアーは50%と言われてます。五段目の写真は輸入のベッドを展示しているコーナーで、意外にも複数の外国製のベッドメーカーの出店も目立ちます。ベッドは欧米で発達したことから、根強い人気があるようです。この他にも、ホテルでしか使わない特殊な機器や備品は輸入品が目立っていました。
2013年3月11日