これから広がっていく新しい見本市会場になります。
台湾・台北市にある「南港展覧館」に行ってきました。台北市内には、すでに見本市会場があるのですが、規模が小さいのでさらに新しい見本市会場を開設したのです。台北駅から地下鉄で30分ほど乗車して「南港展覧館站」という終点駅で下車すると、目の前が会場でした。ここは計画都市のようで、道路は4車線で、地下鉄とは高架のMRT(新交通システム)と接続していて、これから開発される環境のようです。東京の見本市会場と違って、市中心から地下鉄で30分であり、駅から歩いて2分という近さにあります。来場者にとって、交通の便が良いことは何度も見本市にでかける気を起こさせます。日本でも駅近の会場を建設して欲しいものです。大阪、名古屋なども、見本市会場は市中心から極めて遠く、これが来場者を増加できない一番のネックとなっています。
三段目の写真にあるように、これから新規の見本市会場が設営される更地があちこちにみかけらました。中華民国では、国家を挙げて輸出入に力を入れているようです。この新しい見本市会場では、パソコンや電子機器などのIT関連商品の商談が行われているようです。私が訪問したときは、丁度、見本市が開催されていない週であったため、場内には入れず、案内所では警備員がのんびりとしていました。
2013年5月29日