葬儀での風景が変わってきています。
葬儀屋、斎場の業者を相手にした「フューネラルビジネスフェア」に出掛けてきました。人として生きていたら、一生に一回はお世話になる業界であり、避けて通れるものではありません。死亡人口が増加しており、15年後には年間160万人が死亡すると予想され、この業界は活況があるようです。国内で唯一の見本市であることから、全国の葬儀屋が来場していました。
会場内にはあらゆる形態の葬儀の祭壇が展示されていました。葬儀の形式が変わってきているので、昔風の祭壇ばかりではなくなってきました。ここでは最先端の祭壇を展示していることから、これからのデザインの動向を知ることができます。六段目の写真は、バラなどの花で飾られた祭壇なのですが、出店者は日比谷花壇でした。私も知らなかったのですが、日比谷花壇は花卉を販売するだけでなく、斎場も直接経営していて、花で飾った祭壇を提供しているのだそうです。知らない間に大手企業も葬祭ビジネスに参加しているようです。
2013年6月19日