江戸川区のローカルな見本市でした。

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都内なのですが会場の位置が問題なのです。

 今回は江戸川区の船堀で開催された「産業ときめきフェア」に出かけてきました。この見本市は初めてなのですが、会場は「タワーホール船堀」で、都営新宿線船堀駅前にありました。一段目の写真が会場の建物で、江戸川区にあるシンボルタワーなのです。私も知らなかったのですが、5階建ての建物には映画館、結婚式場、店舗、貸会議室、展示施設があり、110メートルの高さの展望台もあります。江戸川区内では唯一の映画館があり、展望台に登るのは無料なのです。平成11年(1999年)に竣工し、区民に文化施設を提供して、生活の向上を図るために運営されている、というのが趣旨なんだそうです。建物は江戸川区が所有し、運営は第三セクターに委託しているようです。しかし、どう見ても箱物行政による税金の無駄遣いではないかと思われるのですが。交通の便の悪い船堀にこのような施設が必要かどうかは誰でも判るはずです。
 この「産業ときめきフェア」は今年で15回目なんだそうで、どうもこのタワーホール船堀の完成に合わせて開始されたようです。交通の便が悪くてバイヤーや業者の来場は期待できないためか、民間企業が喜んで出店することは無さそうで、出店者は各種団体が目立ってました。三段目の写真は東京都畳工業協同組合、四段目の写真は江戸川銘友会(材木の組合)、五段目の写真は江戸川伝統工芸保存会、六段目の写真は東京紙器工業組合のそれぞれのブースです。各組合員に割り当てられて、何となく出店させられた業者が多いのでしょうか、あまりやる気がなさそうでした。また、出店している組合も一般家庭に向けた商品の組合ばかりであり、産業に係わった組合はありません。船堀の近くには町工場もありますが、それよりも一般住宅が多く、来場者には一般区民が極めて多いからなのです。それならば、テーマを「区民のための特売展示会」とか「区内の企業によるバーゲン」とタイトルを変えてみてもいいかもしれまぜん。
2013年12月26日