医療器具は東大の前が発祥の地なのです。

朝日信用金庫の本店は台東区にあり、営業のエリアは都内北部から埼玉県南部にまで広がっています。顧客には文京区に本社のある企業もあり、それらの企業も出店していました。文京区では明治時代から医療器具を製造・販売する企業が多くあり、今回の見本市でも医療器具が多数出品されていました。
一段目の写真はメスやピンセットなどの小物を展示しているブースで、用途に別けた多種類の鋏が展示されてました。二段目の写真はビニールの袋ですが、これは血液や検体を収納して搬送するためのものだそうです。血液や検体の搬送には厳しい基準があり、厚生労働省の許可が必要なのだそうです。さらに、この袋は国際航空協会の基準も満たしていて、航空機に搭載して海外にまで搬送できるのだそうです。三段目の写真は薬箱ですが、老人ホーム用のもので、日時、患者に合わせて仕切りが設定されていて、投薬するのを忘れたり、時刻通りの投薬できるように工夫されてました。
四段目、五段目の写真は紙でできた広告用の飾りであり、いずれもモーターで動くものです。中央後方にある扇型をしたディスプレーでは、生花が上下に移動して華やかな感じを与えるものです。費用はかけないで、アイデアだけで顧客を引きつけるような演出が特徴でした。
２０１４年１０月２９日