焼肉店のための食材の見本市です。

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関東近県の焼肉の経営者で混雑していました。

 焼肉店に食材を供給する問屋、酒店、畜産業者が出店する「焼肉ビジネスフェア」に行ってきました。会場は池袋の近くにあり、都心から比較的近いため飲食店の店主や従業員で混雑していました。ここの会場は狭いため、ブースは通常のブースよりも奥行きが狭くなっていました。通路も幅が狭いので、二段目の写真にあるように、来場者でごった返していました。アベノミクスで、焼肉店などの外食産業には来客が増えてきたのかどうかは分かりませんが、皆様熱心にブースで質問していました。どの焼肉店も新しい商材で目新しい料理を提供し、売上げの増加を考えてみえるのです。来場者の多くは独立系の個人店舗ではないかと思われ、新商材は自店の売上げに直結しています。冷やかしの来場者は少なく、出店者と熱い商談をしてました。
 焼肉店に関連する見本市なので、出店者で一番多い業者が食肉の問屋です。どのブースでも商品の食肉を焼いて試食させていました。三段目の写真は食肉問屋のブースなのですが、この問屋は他のブースと違って、四段目の写真にあるようにハラルビーフの販売を行っていました。イスラム圏から観光で来日する人達のために、認証を得たハラル食品を開発していたのです。これから多くの観光客が見込める、インドネシア、マレーシアのイスラム信者のために先手を打っているのです。これからはこのようなハラル食品を提供する食材店のブースが増えるでしょう。
 五段目の写真は水産加工業の多い石巻から出店した業者です。食肉とは無関係かと思われたのですが、商品は六段目にあるように鯨肉でした。竜田揚げのような薄い肉ではなく、鯨肉を厚く切ってステーキにしようという提案でした。鯨も哺乳類なので、牛や豚と同じように焼肉にすることはできるでしょうが、はたしてお味の方はどうでしょうか。
 七段目の写真は馬肉専門の問屋です。馬の各部位の食肉を提供していて、こんなに種類があるのかと驚かされます。ただし、材料は全てカナダ産です。
2015年1月23日