看板の見本市とは内容が違ってますが、区民のためのサービスでしょう。
豊島区で開催された「としまものづくりメッセ」に出掛けてみました。会場はどこかと言えば、当然のことですが、地元のサンシャインシティのホールです。主催者は豊島区のようですが、地元の豊島産業協会とか商工会議所豊島支部、豊島法人会などもゴシャゴシャと集まって開催しているようで、後で説明するように内容にまとまりが無いものでした。
二段目の写真は会場の正面にあるブースで、ブースでは豊島区観光協会が出店していました。ものづくりというテーマとはかけ離れているのではないか、と思われるのですがミス豊島がお待ちしていました。会場内では三段目の写真のように各団体がのぼりを立ててアッピールしてましたが、製造メーカーの出店は少なく、商業関係の出店が目立ってました。四段目の写真は雑貨を販売している出店者で、五段目の写真は靴を即売している出店者でした。全体からすれば、製造メーカーよりも地元の商業者の出店が多く、会場内で商品を販売するブースが半数かと思われます。豊島区が音頭を取って見本市を開催したのですが、製造業者の方は商談が少ないと判断して出店せず、その穴埋めとして商業者が出店したのではないかと推測されます。六段目の写真は地元特産の練馬大根を使った沢庵漬で、正真正銘の練馬産であり、珍しいと思われました。不思議なことに、ハローワーク池袋のブースもあったのですが、何のための出店か理解不能でした。
この日の来場者には地元の小学生の団体がいました。どうも、学校教育の一環で、近隣の小学校からは生徒をこの見本市に参加させ、地元ではどのような産業があるかを勉強させているようでした。あちこちのブースには駄菓子が並べられていて、小学生に配っていました。八段目の写真は地元の石鹸製造会社のブースの前に集まっていた小学生です。ここでは、石鹸の製造方法を小学生に実演していました。こんな社会見学は地元を理解させるには有効でしょう。
2015年3月13日