今年の「彩の国ビジネスアリーナ」では、アナログ的な商品が目立ってました。一段目の写真は子供の大きさを図るための人形です。いわゆる、自動車事故などを想定して衝撃などを測定するダミー人形とは違い、単に平均的な年齢の子供の大きさを比較するためのもののようです。家具や衣類などで、子供の行動範囲を比較して検討するためのもののようで、年齢別に大きさのことなる人形が多数用意されてました。
二段目の写真は或る資材会社のブースで、傍らでは梱包の作業を実演していました。三段目、四段目の写真は緩衝材を製造している実演で、段ボールを細かく切断した材料を手作業で紙袋に入れて封緘していました。一つづつ計量しながら袋にして、機械などを発送する場合の緩衝に使うのだそうです。超アナログの世界であり、効率が悪いかと思われるのですが、自動機を導入するより安価に製造できるのだそうです。また、高齢者の雇用にも役立っているので、地元の人達の評判はいいそうです。
五段目、六段目の写真は、多数の棚が並べられた箱ですが、各棚にはアップル社のアイパッドが挿入できるようになっています。それぞれの棚にアイパッドを挿入すると、下側にプラグがあってアイパッドの充電口に差し込まれるのです。棚にアイパッドを入れるだけで充電ができるのです。例えば、生命保険会社が営業員にアイパッドを持たせて顧客回りをしているような場合、帰社した営業員がそれぞれのアイパッドを棚に挿入するだけで翌日には充電が完了するのです。一般家庭では使うことはないのですが、一つの事業所が多数のアイパッドを使用しなければならない場合には便利です。
2016年5月12日