葬儀社向けの新商品、新サービスがありました。

17funeral15 17funeral16 17funeral17 17funeral18 17funeral19 17funeral20 17funeral22
変わらないと思われる葬儀なのですが、実は新技術の提案が多いのです。

 葬儀は十年一日の如く、同じような内容であると考えてみえる方が多いようですが、実は最新の技術や演出などが常に投入されている業界なのです。表に現れないだけで、裏側では常に新陳代謝しているのです。
 一段目、二段目の写真は、棺桶の中の遺体を冷凍するための装置です。今まで、遺体が腐敗しないように冷却するためにはドライアイスが使用されていました。現在でも多くの葬儀ではドライアイスが使われています。しかし、ドライアイスは炭酸ガスであり、気化することで二酸化炭素となり、地球温暖化の一因となっています。このため、ドライアイスを使わずに遺体を冷却する方法が各種提案されています。この装置は、冷媒管につながれたベース板のような冷却板を遺体の胸に置き、内蔵を冷凍させるものです。小型なのですが冷却能力は高いようで、遺体を零度以下にまで冷やすことができるそうです。
 三段目の写真は、素焼きの骨壺です。一般的な骨壺では、表面に釉薬をかけて焼くため水が漏れません。このような骨壺を墓に収納しておくと、年月の経過で骨壺に水が溜まることになります。この骨壺では、素焼きのために水は時間経過により外部に染みだし、遺骨に水が漬からないという効果があるそうです。
 四段目の写真は、葬儀社専門の電話受付サービスです。葬儀社では、何時葬儀の連絡があってもいいように24時間の電話対応をしていますが、人件費がかかると共に深夜での労働であるため従業員に負担がかかります。この企業では、葬儀社だけを相手にして24時間の受注サービスをしています。一種の転送電話サービスなのですが、葬儀社だけに特化したところが着想として優れています。
 五段目、六段目の写真は、遺骨を保管するための新型の骨壺で、透明なアクリルの卵形をしています。内部には小さな容器があり、ここに遺骨を収め、骨壺の中にはドライフラワーを充満させてありました。これなら骨壺とは判らず、毎日礼拝することもでるのですが30万円という価格が適正かどうかでしょう。
 七段目の写真は、コメディアンの大村崑氏です。大村氏は某葬儀社のテレビ広告に出演しており、その企業のブースに出演され、来場者と歓談されてました。
2017年7月13日