身近なのですが、意外にも知られていない商品が多いのです。
ことしの技とテクノの総合展では、有りそうで無さそうな商品を見かけることできました。誰かが何処かで製造しているはずなのですが、意外にも知られていないのです。
一段目の写真はシリコンゴムで成形されたスプーンのような商品です。一方の端にお碗のような突起があってベコベコと凹むのです。これは高齢者の舌の筋肉をトレーニングするための道具なのです。二段目の写真にあるように、お碗のような突起を舌に当て、舌でお碗を押しつぶすようにして動かすことで舌の筋肉を増強させるのだそうです。高齢者になると舌の筋力が衰え、食事の際に嚥下することが弱くなります。そんな高齢者が日常に使って舌をトレーニングするのだそうです。
三段目、四段目の写真は歯の治療に使う金冠、入れ歯などを製造する技工士のブースです。歯医者ではお馴染みの商品ですが、ここでは高密度のセラミックやジルコニウムを素材とした人工歯を展示していました。最先端の歯科技術であり、比較的高額な人工歯でした。
五段目の写真では下部にテレビカメラを吊り下げた不思議な機械を展示していました。用途が判らなかったのですが、六段目の写真にあるように、サッカーなどの競技場の上空に吊り下げて、競技を撮影するための装置なのです。見たことのない装置なのですが、この装置で撮影されたサッカーやラグビーの競技、或いはコンサートなどは良く放映されています。良く良く考えてみたら、この装置は撮影するためのものであり、逆にこの装置を撮影することは有りえないので馴染みが薄いはずでした。
2017年10月17日