盛り上がりがイマイチなのですが、その原因は何でしょうか。

新宿のＮＳビル貸し会場で開催された、昭和信金主催によるビジネスマッチング交流会に出掛けてきました。新宿には比較的広い貸し会場は少なく、信用金庫が見本市を開催する場合にはほとんどがここで開催されてます。今回の主催者は、昭和信金であり、興産信金、芝信金が共催していて、出店者は９２名でした。
会場内にはいってみると、これが静かで活気がありません。来場者が極端に少ないのです。出店者の方も手持ちぶたさで、暇つぶしに困っているような雰囲気でした。来場者が少ない理由の一番の原因は、この商談会の告知に力を入れなかったのではないかと思われます。このような商談会では、開催前にＤＭ、新聞広告などで一般客に告知するのですが、それがなされていなかったのではないかと推測されます。どの主催者もどこからか見本市に関心のある業者（私も含めて）の名簿を入手し、メール、ＤＭなどで盛んに告知するのが通例です。そんな基本的な努力を怠ったのではないでしょうか。私はネットの検索でやっと見つけたのでした。
二番目の原因は、出店者の業務に魅力が無いことがあります。出店者の半分近くは、広告業者、デザイン業者、印刷業者であり、来場者にとってはあまり関心の無い業種と言えます。出店者の方も、日頃の信金の付き合いで出店した、と申しており、こちらの方もやる気がないのが盛り上がらない大きな理由かと思われました。
３段目の写真はマンション投資のコンサルタント業者で、これからワンルームマンションを購入しようとしている投資家の相談に乗るそうです。しかし、マンション投資はそろそろ下り坂になっているようなので、どれほど需要があるか疑問です。「ケセラセラ」という社名は「なるようになる」という意味であるため、どうなることやら。
４段目、５段目の写真は、サブカルチャー向けの洋服を製造・販売しているブースです。いわゆる、フリフリのドレスやアニメファッションであり、ほんとうの遊び着です。一般的ではないのですが、マンガやアニメで見た主人公と同じドレスを着て歩きたい、というオタクは結構いるのだそうです。都内でも数社しかないようですが、マイナーでも経営的には成り立つようです。
２０１９年７月２２日