これからは医療機械、器具で技術立国になりましょう。
中小企業の関連する見本市では、医療機械、器具を開発する企業が増えているようにおもわれます。高齢社会となり、介護や医療が必要とされているため、医療の分野でのマーケットが広がっているからでしょう。
1段目と2段目の写真は医療用ピンセットを製造しているブースで、ステンレス、チタン製の各種のピンセットが展示されていました。
3段目と4段目の写真は動物用の骨折を治療するための器具で、チタン製の補助具を骨に固定するものです。工芸品のようなチタン製部品が並べられていました。人間用の医療器具については、厚生労働省からその製造認可を受けなければなりませんが、動物の医療器具では農林水産省から製造認可を受けなければ販売することができないそうです。
5段目、6段目の写真は主に病院でしようする電源コード、電源コンセントです。電源コードは抗ウイルスの機能を持たせてあり、電源コンセントは漏電防止の対策がとられていました。
7段目、8段目の写真は点滴の液量を計測する装置で、点滴ケーブルに嵌め合わせることで点滴の流量、経過時間などを特定し、Wifiで伝達することができます。電源コードは電線会社が新たに開発したもので、点滴測定装置は電子回路の製造会社が開発したものです。何れも今までとは違った異業種の分野に進出しようとしていました。
2022年12月27日